2013年12月12日木曜日

012 花の湯 (宮城県仙台市青葉区)

【2013年11月の訪問です】

東北随一の都市である仙台を抱える宮城県だが、銭湯は驚くほど少ない。
2013年12月現在、宮城県全体でも9軒しか営業していない状況だ。

仙台市には5軒の銭湯が残るが、
このうち4軒はマンション等のビルと一体になったもの(通称・ビル銭)。
今回紹介する花の湯が、市内唯一の非ビル型銭湯だ。




JR仙山線の東照宮駅から徒歩10分弱。
仙台駅から歩くと30分以上はかかりそう。




周囲は住宅街。
看板が無かったら、一軒家と間違えてしまいそうな外観だ。




右手前は駐車場のスペース。




 正面入口のほか、駐車場側にも入口がある。




ネオン看板は目立つ紅白。




 正面。花の鉢植えが入口を彩る。




正面玄関の暖簾。屋号が入ったオリジナルだ。




暖簾をくぐると、手書きで男女の案内が。右奥は、駐車場側の入口。




脱衣所はシンプル。物が少ない。




浴室側から見た脱衣所。
新しいロッカーの上には、昔ながらのカゴもある。

番台のおかみさんによると創業は昭和19年。
現在で3代目、とのことだ。




浴室はシンプルだ。
シャワーは外側のみで、男女境側はカランだけの構造。
浴槽には、仙台の銭湯で良く見られる「ブラックシリカ」が入っている。




整然と積まれた15個のケロリン桶。
規模を考えると、一斉に全て使われることはまず無いだろう。




天井には大きな湯気抜きが。




男女境は曇りガラス。




現在、閉店は21時と早まっている。
表の看板は修正されていないので、注意が必要だ。


【花の湯】

住所:宮城県仙台市青葉区中江1丁目20の23

営業時間:15時~21時 (看板は22時の表記のため注意)

定休日:月曜

訪問日:2013年11月

駐車場あり

※訪問当時のデータです

1 件のコメント: