【2013年10月訪問】
御殿場市内に残る銭湯は2軒で、ともに御殿場駅から徒歩圏内。
7月に人参湯へ行ったばかりなので、この日はもうひとつの玉の湯を目指す。
…が、あろうことか休業日だった。こんな豪快な休業表示、銭湯では初めて見たぞ(笑)
玉の湯は不定休のため、事前に電話で確かめたほうがいいですね。
まぁ過去に入浴済だし、特にこだわりは無いので、人参湯に移動した。
というわけでビル銭湯の人参湯。
御殿場駅の富士山口から、徒歩3~4分程度の至近距離です。
入口上部で煌くネオン。
人参湯は、全国でもトップレベルのミニ銭湯だろう。
1983年(昭和58年)に改築されているので、古いものは残っていない。
カラン&シャワーは4個×両側2列の8個。
真ん中にある小さな島カランは稼動するものの、誰も使っているのを見たことが無い。
奥の浴槽は、仕切りで浅めと深めに分かれており、ともに薬湯(ジャスミン?)だった。
深いほうは1人、浅いほうは2人入ればいっぱいだろう。
番台式の脱衣所もミニマム。
カゴが7個、ロッカーは16個あるけど、そんなに入れないぞ(笑)
なおロッカーの鍵には鈴が付いているので、腕に付けると、動くたび賑やかに鳴り響く。
森永牛乳やオロナミンCなど、上がりのドリンクは揃っています。
脱衣所の浴室側上部には、
1983年(昭和58年)に撮影された改築直前の同湯の写真が掲げられている。
これ、貴重な写真です。看板建築風のファサードが格好良い!
おかみさんは「今の入口は南を向いているけど、昔の玄関は富士山(西)を向いていたの」と説明する。
駅の出口もそうだったが、方角を「富士山」で表現するあたり、さすが御殿場と言ったところか。
「おじいさんが経営を譲り受けたので、創業時の詳細はよくわからないんです」と、おかみさん。「たぶん昭和初期から営業しているはず」と続ける。
人参湯の訪問は、おそらく3~4回目。ミニ銭湯なのに、この日も相客は5人いた。
いつ行ってもお客さんで賑わいを見せている。夏に訪れた時は、富士山の登山客の姿も見られた。
まだまだ元気な姿を見せ続けてくれそうな銭湯です。
この画像から先は、2013年7月の撮影。
夏は開店が早まる。
暖簾は何故か内側を向いていた。10月訪問時と違う暖簾だ。
裏側&煙突。
【人参湯】
住所:静岡県御殿場市新橋2036の1
営業時間:15時~21時半 (夏季は12時~)
定休日:火曜
訪問日:2013年7月、2013年10月など
駐車場あり
※訪問当時のデータです
※昼の写真は2013年7月、夜の写真は2013年10月撮影
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